Snapshots: N.Hoolywood

N.HOOLYWOODのデザイナー 尾花大輔氏が製作のこだわりとウールへの思いを語る

デザイナープロフィール

- シェア -

『GQ JAPAN』との共同企画、デザイナーインタビューシリーズでは、日本のファッション業界をリードするデザイナーたちの創作プロセスに潜入。今回はN. HOOLYWOODの尾花大輔氏。

N. HOOLYWOODのデザイナー 尾花大輔氏は、自身で服を作り始めてから、物を集めることが少なくなったといういう。それは尾花氏が、その服がどのように作られているかをより詳しく知るために、よく衣類を切ったり燃やしたりすることに無関係ではないかもしれない。

「ダウンジャケットの中がどうなっているか知りたいことがあります」尾花氏はいう。「そうなると非常に残念なことに、それを切ってみるしかないのです。そのために、自分のコレクションを製作している間も、色々な物を切ったり燃やしたりします。というもの、それがある物事を理解する唯一の方法ですから。組成を知るために燃やしたこともあります。もしパッと燃え上がったら、それは化繊だということなのです」

尾花氏が常に最前線にいられるのは、このような思いがけない発見によるものだ。

「もし私が好きなものだけを突き詰めて、それだけに注目したら、結局それは趣味だけであり、何も新しい出会いがなくなってしまいます」

エッジのきいたモダンかつレトロなデザインの高品質ハイエンドなメンズウェアで知られる尾花氏。古い物に手を加え、まったく異なるものを創り出す。

ビンテージショップやバイヤーとして経験を積んだ後、2000年にN. HOOLYWOODを設立。同年12月には自身初のフラッグシップショップとなるMister Hollywoodを立ち上げた。2002春夏にはナイトクラブを会場として、初のランウェイコレクションを発表した。

「夏向けの服を製作しているときは、よりウールを意識します。化繊では表現できない、ウールでしか出せない表情というものがあるのです」

 

こちらもおすすめ